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筋トレがダイエットを本当に成功させる?食事との関係は?

筋トレがダイエットを本当に成功させる?食事との関係は?ということで調べてみました。

最初に言っておきたいのが、筋トレすればダイエットできると短絡的に考えてはいけないということです。筋トレ自体は筋肉を増やしていく行為なので、根本的にはダイエットとは無関係です。

ダイエットに対して筋トレの果たす役割とは、基礎代謝を落ちないようにすることにあります。

基礎代謝とは熱を作り体温を保つなど生命を維持するはたらきのことです。その役割を担っているのが筋肉で、消費エネルギーの60%を占めます。ちなみに身体を動かすことによって消費されるエネルギーは、15から20%にすぎません。ですから筋肉量が多ければ多いほどやせやすい身体になります。

ダイエットには食事全般の見直しがもちろん大切なことです。ここでは詳しく食事については説明しませんが、食事の改善がダイエットの基本になります。ただしカロリー制限だけに頼ってしまうと、脂肪だけではなく筋肉まで小さくなってしまうのです。よく言われる「リバウンド」とはダイエット中に脂肪を減らした。しかしそれと共に筋肉も減らしてしまった。そうしますと基礎代謝も当然落ちてしまいますから、そのままですと余計太りやすい体質になってしまったのです。これがリバウンドの原因の一つです。

話しを戻しますと、筋トレがダイエットになる訳ではなくて、ダイエット中に筋トレをしておかないと、筋肉まで落ちてしまうので、基礎代謝が落ちないように筋トレをするというのが正確な解釈になります。ダイエットには食事制限が何よりの方法になります。ただし筋肉を減らさないように筋トレをして、基礎代謝を維持しましょうというのが、正しい見解になります。

しかし一口に筋トレといってもヒトの身体は全身筋肉でできているのですから、全身を筋トレしなければいけないとすると大変な労力で、それこそ挫折してしまいますよね(笑)。でも基礎代謝を考えた場合必ずしも全身の筋肉を鍛える必要はないのです。

人間の身体は20歳くらいまでは成長ホルモンが盛んに分泌され、特別に鍛えなくても筋肉は自然に増えていきます。しかしこれを越えた時期からは、筋肉は減っていく傾向にあります。さらにこれに拍車をかけるのは、デスクワークが増えて下半身を使う機会が減っていき、下半身の筋肉が落ちていきます。実は下半身の筋肉というのは全身の6から7割を占めています。この筋肉が衰えれば基礎代謝は大きく下がって太りやすくなるのは当たり前なのです。

ダイエットを成功させるならば、下半身の筋肉をしっかり維持しながら食事制限をするのが正しいダイエットのやり方です。

また筋肉を鍛えると、疲労の回復が早くなったり、睡眠の質がよくなるなどの効果もあります。運動不足の現代人にとって、筋トレというのはダイエットを必要としていなくても色々な効果があるものとなっています。反対に言えば太っていない方は自己管理がきちんとできているということ。つまり精神的にも最良のコンディションを作っているということです。見た目の問題も当然ですが、内面的な問題もしっかりと自己解決できていることは社会的信頼にもつながることとなります。

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